「あなたはなぜ、がんを治したいのですか?」
今年7月末に出版された、喜多村邦弘先生の本を読ませていただきました。
その本のタイトルが「あなたはなぜ、がんを治したいのですか?」。
サブタイトルには「副作用と絶望から希望と勇気のがん治療へ」とあります。
喜多村先生は、福岡県大野城市にある喜多村クリニックの院長先生で、当会相談医のお一人でもいらっしゃいます。
先生のクリニックには統合医療センター「ルピナス」が併設されており、がん統合医療を実践されています。
そして、当会主催の福岡セミナーでは何度も講演いただいていますので、参加いただいた方はご存じだと思いますが、
先生がいつも講演の中でもお話しになることが、まさに、この本のタイトルになっているのです。
「あなたはなぜ、がんを治したいのですか?」
当たり前のことのようですが、この本の中には、何故先生がこう問いかけるのか?その深い意味が書かれています。
そして、先生が取り組まれている様々な治療のことが。
読み進めていくうちに、「なるほど!」「そういう根拠があったのか」と思えることや、
何より、先生のお人柄が滲み出ている、先生の想いがたくさん詰まった本でした。