「第9回LMF研究会」に参加してきました
立春も過ぎ、暦の上では春になりましたが…、まだまだ非常に寒いです。
まぁ、今年は寒くなるのが遅かったこともありますので、もう少し冬を楽しむ余裕がほしいとは思っていますけど(笑)
さて、この寒い中、兵庫県で開催された「LMF研究会」に参加してきました。
今回で9回目を迎えられた、低分子化フコイダンの研究会です。
白畑教授をはじめ、当会の相談医の先生方、フコイダンに興味を持たれている先生方等が参加されていました。
今回の目玉は、なんといっても、公益社団法人 生命科学振興会理事長、またNPO法人 日本綜合医学会会長の、渡邊 昌(わたなべ しょう)先生の特別講演です。
渡邊先生は、ずっと“疫学”をしてこられた先生だそうで、プロフィールには過去に、国立がんセンター研究所疫学部長という肩書もありました。
渡邊先生の講演は、「フコイダンの健康効果 ~人生最後の10年をどう過ごすか~」というタイトルで、フコイダンの効果や捉え方、臨床で何が必要(重要)なのかなど、今後のLMF研究会で、何を目指しどのように運んでいけばよいのか指標を示すように感じる内容があり、LMF研究会の皆様には大変参考になったのではないかと想像しています。
そして、私たち統健会としては、何より「食事の重要性」についてのお話が大変素晴らしかったと感じています。
いつも食事療法など生活習慣の改善が大切であることを、ご相談者の方にお伝えしている我々としては、本当に勉強になるお話でした。
渡邊先生は何冊も本を書かれています。これを機会に読んでみなくては!と、改めて思った次第です…。
それから、昨年から今年にかけての各学会発表の報告、また看護師さんの視点からの現状報告もあり、時間を押しての盛り沢山な研究会でした。