水分補給を忘れずに
そろそろ汗が気になる季節を迎えます。
カラッと爽やかな夏にかく汗の前に、しとしとジメジメな梅雨の訪れが控えていますので、じっとり嫌な汗が…。
正直、あまり好きな季節ではありませんが、
大地に降り注ぐ恵みの雨には感謝しないといけませんよね。
さて、汗といえば水分。(ん?雨の方が水のイメージでしょうか…(笑))
人体の構成成分で最も大きなものは水であり、成人体重の約55~60%を占めています。
乳幼児ではさらに多く約80%、幼児では約75%となり、悲しいかな加齢に伴って減少し、高齢者では約50%になっていくようです。
ご存知のように、水の働きは体に潤いを与えているだけではなく、体の中を循環しながら全身の細胞に栄養素と酸素を与え、老廃物を受け取り体外に排出してくれます。
その他、体温調節機能や代謝反応も水の中で行われますので、大変重要なものですよね。
そして、体内の水が減少すると、体は様々な症状を引き起こします。
たとえば、体重の2%の水が減少すると、強いのどの渇きを感じ、8%でめまいや呼吸数の増加、そして20%の水分を失うと生命を維持することができないといわれています。
これからもっと暑くなっていきます。熱中症対策の要、水分補給を忘れずに!!
それから、高齢者になるとのどの渇きをあまり感じないこともあるようですので、意識してこまめに水分補給するよう気をつけていただきたいと思います。
水分を失ったら補給する。当たり前のことですが、汗や尿からだけでなく、呼吸することでも水分は失われます。
しっかりと補給して、潤いのある体と心で過ごしたいものです。