食の安全に気を配りましょう
先週、一気に九州から東海、関東甲信地方まで梅雨入りしました。
しばらくはジメジメした日が続きそうですね…。
人は環境に左右されやすいところがありますので、気持ちまでぐずついてしまわないよう、心して明るく過ごしていただきたいと思います。
さて、これからの季節、気になるのが食中毒。6月から9月までの4か月は特に、食中毒の中でも大部分を占める細菌性食中毒が心配されます。
体を守り健康を維持するため、しっかりと管理して食の安全に気を配るようにしたいものです。
細菌性食中毒には大別して次の3種類があります。
摂取した食品に付着して増殖していた細菌が、さらに腸管内で増殖することで発生する「感染侵入型」、食品とともに摂取された原因細菌が生体内で毒素を産生し、その原因細菌と毒素により発症する「感染毒素型」、それから食品内で原因細菌が増殖するときに産生した毒素が、食品中に蓄積された状態で摂取することによって発症する「毒素型」です。
食中毒予防の三原則は、「つけない」「増やさない」「やっつける」。
いずれも食品を摂取する際に気を配ることで、予防することができます。
とにかく、体内に入れないことですよね。
闘病中の方や疲れが溜まるなどして、免疫力が下がっている方は特に要注意です。
また、がんの食事療法を実践されている方などは、摂取する食品の種類だけではなく、この時期は特に生ものは避けるなど、細心の注意を払っていただきたいと思います。
免疫力が上がっていると多少の菌には対抗できるかもしれませんので、フコイダンの免疫力強化作用にも期待したいところですが、やはりまずは自分で気を付けることが大切ですから、意識していただければと思います。
ちなみに、「フコイダンのこれまで知られている機能」には、抗菌作用(食中毒菌増殖抑制)も報告されています。
でも、だからと言ってフコイダンさえ飲めば気をつけなくてもいいという訳ではありませんから(笑)、ちゃんと気を配ってくださいますように-☆