がん罹患数の予想、100万人を越えると…
先週、国立がん研究センターが、2016年新たにがんにかかる人は100万人を超えるとの予想を発表されました…。なんと、100万人と超えて101万人だと…。
二人に一人はがんになるといわれて数年が経ち、少子高齢化といわれるなか日本もついに昨年、総務省の発表によると人口減少となり…。人口が減っているにもかかわらず、がんの罹患数が上がるなどという不名誉な状況に陥ってしまいそうです…。そして、この主な原因は、予想通り高齢者数の増加であるとの見解のようです。
これも国立がんセンターの「最新がん統計」をみますと、
・男女とも50歳代くらいから増加し、高齢になるほど高い。
・30歳代後半から40歳代で女性が男性よりやや高く、60歳代以降は男性が女性より顕著に高い。
と、あります。
これに、何とか歯止めをかけることはできないものでしょうか…。
確かに、統計のように高齢になると罹患率が上がるのは分かります。でもそれだけが原因ではないはずです。医学が進歩し、抗がん剤などの薬も新しく承認されたものも増えてはきています。そして、当会がお伝えしている「統合医療」も少しずつ広まってはきていると思いますので、がんは決して治らない病気ではないといえるでしょう。
しかし、まずはがんに罹患しないことが大切だと、改めて感じることとなりました。
個人的にも将来が心配になってくる今日この頃ですが(苦笑)、当会としても手をこまねいている訳にはまいりません。何とか、微力ではありますが何とか、本当に微力ではありますが、もっと予防医学の普及にも力を入れていくべきではないかな…と、思わずにはいられない発表でした…。
そして、どうか、この予想が当たりませんように…。