<がんを防ぐための12か条>
今年は暖冬と言われなかなか本格的な寒さが訪れないと思いきや、急に来ましたね。まぁそれはそれで、その時々を楽しめるくらいの余裕を持ちたい…、最近特にそう思うようになってきました(笑) 皆様はいかがでしょうか…。
ただこれには、「普段の心がけが大切である」これも痛感するところではありますけどね。
というのも、色々な環境の変化も含め、何事もいつ何時でも起こり得ることだと意識して過ごすことが必要になるのではないか…と思うからですが。
さて、普段の心がけといえば、やはり普段の生活習慣が真っ先に思い浮かびます。
当会がお伝えしているがん統合医療を行なう場合でも、もちろん大切なことだといえます。
そこで、改めてがんについて調べていると、ふと目についたものがありました。
<がんを防ぐための12か条>です。
これは、1985年に国立がんセンターから提唱されたもので、科学的な根拠に基づき、がんを防ぐための生活改善のポイントを挙げ、国内に広く普及啓発されてきたものです。その後数年前には、<がんを防ぐための新12か条>として新しくされたものがあるようですが、当初のものが非常に分かりやすいのではないかと感じたので紹介しておきます。
①バランスのとれた栄養を摂る ~いろどり豊かな食卓にして~
②毎日、変化のある食生活を ~ワンパターンではありませんか?~
③食べすぎをさけ、脂肪は控えめに ~おいしい物も適量に~
④お酒はほどほどに ~健康的に楽しみましょう~
⑤たばこは吸わないように ~特に、新しく吸いはじめない~
⑥食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる ~緑黄色野菜をたっぷりと~
⑦塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから ~胃や食道をいたわって~
⑧焦げた部分はさける ~突然変異を引きおこします~
⑨かびの生えたものに注意 ~食べる前にチェックして~
⑩日光に当たりすぎない ~太陽はいたずら者です~
⑪適度にスポーツをする ~いい汗、流しましょう~
⑫体を清潔に ~さわやかな気分で~
どうですか?それぞれ、内容を説明しているところ、例えば「いろどり豊かな食卓にして」とか、「太陽はいたずら者」などは、情景が浮かんできませんか?
何はともあれ、分かりやすい言葉で分かりやすく、それが一番なのではないでしょうか。
ちなみに、新12か条では、1条・2条が「たばこ」に関することになっており、適切な体重維持や正しいがんの情報でがんを知ること、などが加わっています。是非調べてみてはいかがでしょうか。