栄養、栄養素って、何?
何だか今年は、例年よりも一段と、まるで猫の目のように毎日気温がころころと変わるようで…。これを「猫の目天気」と、本当に言うとか言わないとか…(笑)
しかも一日の内でも朝昼晩の寒暖差が激しい日が多いですよね…。3月だというのにインフルエンザなど風邪の勢いもしばらく収まりそうにないようですし、体調管理にはしっかりと気を配っていきたいものです。
さてそこで、健康管理に欠かせない栄養と栄養素について改めて考えてみましょう。
○栄養とは…
人の生命活動には、生命を維持する、活動する、発育する、子孫をつくるなどがあり、そのために必要な物質を食物から取り入れ、消化・吸収し、代謝によって生命活動に必要なエネルギーを獲得し、生体成分をつくり、不要なものは排せつする。この過程を栄養という。
○栄養素とは…
栄養という営みのために取り入れた食物中の成分のことをいう。栄養素には、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維があり、どれも生命活動に欠かせないものである。
当たり前のことのようですが、こうして意味を書き出してみると(変な感じはしますが(苦笑))、きちんと意味を踏まえて食事をすることの大切さがわかる気がしませんか。
そして栄養素にはそれぞれの役割があり、ある一つの食物を摂取するだけでは、全ての栄養素を満たすことはできないので、栄養素をバランスよく摂取するため、多種類の食物を組み合わせることが大切になるのです。
栄養素の3つの大きな役割
・エネルギーのもとになるもの … 炭水化物、脂質
・体をつくるもとになるもの … タンパク質、ミネラル
・体の調子を整えるもとになるもの … ビタミン、ミネラル、食物繊維
なんとなく分かっているようでよく理解していないまま食物を摂取するより、こうしてはっきりと役割を把握して、自分の体の状態を考えながら、今の自分に足りないのは何かな?と食事の内容を考えてみる、これも健康管理の一つになると改めて感じますよね。
☆今回は、ザッと大まかなことだけでしたので、これからまた少しずつ細かい一つ一つの大切な役割も掘り下げてみたいと思っています。例えば、「ミネラル」って何?とか(笑)