抗がん剤治療のお話
今日も雨…今週は雨の日が多いですね。
沖縄だけは梅雨明けしましたが、本州はまだしばらくジメジメした日が続きそう…。
でも、雨に濡れた紫陽花はなんともいえない風情があって大好きです!
この瞬間、雨も悪くないなと思ってしまいます(苦笑)
さて、患者さんからのご相談を受ける中で、必ず出てくるのが“抗がん剤治療”のこと。
一般的に“抗がん剤=副作用”というイメージが強いため、治療を勧められた段階で拒否される方や、どうしたら治療を受けずに済むかを聞いてこられる方。
そして、現在抗がん剤治療中の方からは、その継続についてのご相談。
いずれも抗がん剤の副作用が原因です。
確かに、抗がん剤はがんだけをたたくわけではありませんから、正常な細胞にも多大なダメージを与え、それによって体力を落とし免疫力低下にもつながることはよく知られています。
自己免疫力を上げてがんと闘わなければならないのに、抗がん剤治療によってかえって免疫力を下げてしまうということはどう考えても矛盾していますよね。
では、抗がん剤は受けない方がよいのか?
その答えが簡単に「Yes!」と言い切れないところにがん治療の難しさがあるようです。
先日の“患者の集い”でも、ずっと抗がん剤治療を続けていらっしゃる方が「白血球が低く治療が出来ない時もある…免疫の数値も低いし…このまま続けていいのかしら…」
ただ、この方はフコイダンもずっと飲用されており(ご本人はそのおかげと言われましたが)食欲もあり、他には目立った副作用もなく、元気に過ごせているとのこと。
本当に、見た目は患者さんと思えないくらいお元気な様子で…何よりです! (^_-)-☆
ご本人の言われるように、フコイダンを併用することで副作用が軽減されているのだと思いますが、低分子化フコイダンの研究発表でもいわれる『抗がん剤とフコイダンとの相乗効果』というのは多くの患者さんからのご報告でもよくお聞きします。
とは言え、実際のところ、抗がん剤治療を中止することに不安を感じる方も少なくありません。
治療を止めることがストレスになる場合もありますからね。
やはりそれぞれの性格もあり、その治療の選択も様々だと思います。
自己責任で抗がん剤治療を拒否されてご自分の信じる方法で改善を目指す方、抗がん剤治療を行ないながらもより良い結果を望まれて他の方法も併用(統合医療)される方、不安を感じつつもあくまでも主治医に従って抗がん剤治療をされる方…etc.
そして、どれが一番正しいのか…結局はやってみなければわからない、結果は様々…一番なんて決められない。
だから患者さんと話すたびに、これでよいのかと迷い、悩むことも多いのですが、常にお一人お一人と向き合いながら、その方にとっての最善の方法を一緒に考えることが大切だと思っています。
答えは色々。だから希望があり、可能性に懸けられるのだと信じていますけどね!☆