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人それぞれの努力

毎日30℃を超える厳しい暑さ、そして局地的な大雨、熱帯夜、蒸し暑さ…と、まだまだ夏本番とは言えない時期だと思うのですが、すでに夏バテ状態…皆さんは大丈夫ですか?

さて、先月の東京での患者の集い、そして7月2日に開催された小井戸一光先生(癒しの森内科・消化器内科クリニック院長)による札幌講演会、患者さん側のお話とがん統合医療に取り組む医師の講演という違いはありますが、共通点は満載…というより、“先生が話された内容を実践した結果…☆”とでも言いましょうか…見事に当てはまります!

小井戸先生の講演の中で、特に「がんから生還するための6条件」や「がんに負けない10箇条」など、皆さんメモを取りながらとても熱心に聴かれていました。

また、がんになった原因を考えるというお話の中で、先生からひとつ問いかけがあり、
「がんになって良かったという患者さんがいらしたんですよ…皆さん信じられますか?」

私も何人かの患者さんから同じようなことをお聞きしたことがあります。
そして、その方々は一様に良い方向へ向かっているという事実!

『がんになったということは、体が発するアラームサイン。だから、その原因を考え、そこを変える。がんは自分の本当の生き方に気付くきっかけになった…』

考え方を変える、生き方を変える…言葉にすることは簡単ですが、実のところ、不安や怖れ、後悔、絶望など様々な心の葛藤があり、そして、その負の想いを、希望や未来などに変えていくための必死の努力があるのだと想像できます。

患者の集いに参加された方からも、
「大好きだったアルコールを止め、運動もするようになった。食事も以前とは全く違う…最近は慣れたけど、最初は野菜ばかり食べさせられて、味は薄くてまずいし、あれはダメ、これもダメって…今までの生活が180度変わったからね…正直ここまでしなければいけないのかと嘆いたけど(苦笑) でも、ようやく体質改善ができてきたように思える!」

今では、25~6年飲んできた血圧の薬も飲まなくなったということですから、確かに体質改善されていますよね!

そして、抗がん剤治療を止めて、フコイダン飲用と食事療法等の代替療法で頑張ってこられ、その結果としてがんも上手くコントロールされているようです。(^o^)/

また別の患者さんは、
「がんを宣告されたショックから立ち直れず、病室でもずっとふさぎこみ誰とも話せなかった私に、同じ肺がんの患者さんが何回も声をかけて励まして下さった。あとでわかったことだが、その方は私なんかよりずっと重い病状だったのに、いつも笑顔で周りの患者さんを励ましていらした。私はこの方のおかげで本当に救われました… 」

「私が救われたように、私も誰かの力になれたらと思って…だから、こうして患者の集いにも参加しているんですよ!」 笑顔でそうおっしゃっていました。

でも、笑ってこういう風にお話ができるようになるまでにはやはり時間がかかります。
どの患者さんにも言えることですが、本当に皆さん“山あり谷あり”で…。
「特に最初のうちは、苦しきことのみ多かりき…」と言う方もいらっしゃいました。

病気になる要因は人それぞれ、治すための努力も共通項はいっぱいありますが、やはりその人の考え方によるところが大きいと思います。

『がんは治る病気である、そして治すのは自分です(がんに負けない10箇条より)』

お一人お一人の努力が報われることを願って…☆

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