ターメリック…ウコン…クルクミン
とにかく、毎日暑いですね…。汗をかいたら水分補給、ミネラルもしっかり補給して、この夏を乗り切りたいと思っています。皆様も頑張っていきましょうね(笑)
さて、この暑さの中、食欲も停滞気味で体力が落ちてきていませんか? そんな時でも、何故かカレーは食べられる…、そういう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな、カレーの香辛料ターメリックとしても知られている「ウコン」の成分を利用し、がんの進行を大きく抑えることにマウスの実験で成功したとする研究結果を、京都大のチームがまとめられたそうです。
その成分は「クルクミン」と呼ばれ、大腸がん・すい臓がんの患者に服用してもらう臨床試験が国内外で行われているそうですが、
有効成分の大半が排せつされるため血液中の濃度が高まらず、効果があまり出ないという課題があったんだそうです。
そこで京都大のチームは、排せつされにくく、体内で有効成分に変わるクルクミンの化合物を合成、有効成分の血中濃度を従来の約1000倍に高めることに成功し、
人の大腸がんを移植したマウス8匹に注射したところ、3週間後の腫瘍の大きさが、治療しない同数のマウスの半分以下に抑えられ、目立った副作用も確認されなかったというものがその研究結果なんだそうです。
これから抗がん剤としての開発を目指す方針、ということのようですから、将来的に抗がん剤として認可される日が来るのかもしれませんね。
☆☆☆ただ、こういう話を聞くともちろん期待はあるのですが、当会に相談される方のお話を思い出し、副作用の無いものが開発されないかな…と、心からそう思う次第です…。