“心”のちから☆
先日お会いした患者さん…笑顔が可愛いらしい雰囲気の60代後半の女性。
乳がんで余命一年と宣告されたのが2年前!
今もお元気そうな様子で、がんの患者さんには全く見えません。
でも、実際には、(ご本人曰く)体の中にがんが居座っています!
2年前に手術を断り、その後何も治療をせず、時々検査を受けるくらいで…
最初、余命を言われた時に、「もう少し、70歳くらいまでは生きたかったけど、私よりも子供や孫の方が…未来が大事だから、そっちにお金は回さなきゃね!」と、思われたとのこと。
「だから治療はせずに、自然のなりゆきに任せたの。だからと言って、死んでもよいと考えたわけじゃないのよ。生きられるまで生きようってね!」 ケラケラと明るく笑って言われました。
さすがにご主人が心配されて、サプリや漢方などを購入されたそうですが、「低分子のフコイダンががんに良いって聞いたから…」と尋ねてこられた方でした。
最初から最後まで、本当に明るい声で、ニコニコ笑顔で! (^o^)
こちらもつられて、病気の話をしているのに思わず笑ってしまうくらい。
ずっと診ていただいている病院でも、「治療を受けないのであれば診れません」と、当初言われたにもかかわらず、主治医に頼み込んで検査だけ受けられるようになったそうです。
「何度も断られましたけど、それでも、とにかくしつこく粘って…最後は先生が根負けしたんだと思います(苦笑)」と、これまた楽しそうにお話されるのです。
かえって主治医にしてみたら、手術も抗がん剤治療もせずに、余命1年をとっくにクリアされてお元気なんですからね!
正直嬉しいやら、信じられないやら、内心は結構複雑なのかもしれません。
楽観的!ポジティブ!プラス思考!とにかく些細なことは気にされず、マイペース!
こうしてお元気な理由は、まさにそこにあると思います。“心のちから”です!
時々がんの患者さんの体験談で、「考え方、生き方が変わり、病気が改善された」というお話をお聞きします。
先生方の講演会の中でも、そういう症例を教えていただきます。
なにより、実際に私たちもそういう患者さんを見てきています。
私たちの体は「自ら治る力」を持っているそうです。
その力を発揮するためには、“心”がとても重要なのだと、いつも言っていることですが…何度でも言いたいです!
“心”…目には見えなくとも、無限大の力を秘めているのでしょうね~☆