“美点凝視”
先日の札幌講演会の時、小井戸先生よりとても興味深いお話をお聞きしました。
先生のクリニック(医療法人札幌がんフォレスト 癒しの森内科・消化器内科クリニック)では、4ヶ月毎にスタッフ・ミーティングをされるそうで、当然仕事に関する内容だろうと思っていましたら、そうではなくて…。
この前のミーティングでは“美点凝視”というテーマだったとか。
「びてんぎょうし?」あまり聞きなれない言葉だったので、先生にどういうことなのかをお尋ねしたところ、
「一人ずつ順番に、その人の良いところを皆で言ってあげるんだよ」
早速調べたところ、ありました! 結構あたりまえに使われているんですね。
『短所ではなく長所に着目するさま』
その昔、吉田松陰も、塾生の長所を瞬時に見抜き頻繁に褒めていたそうで、“美点凝視”を実践していたのではないかと…
他人の長所を認めることが『信頼関係の構築』につながるため、これは大変重要なことだそうです。
そんなことは今さら言われなくてもわかっている、と思いがちですが、意外と難しいことなのかもしれません。
小井戸先生のお話の中で…具体的にどのように行なわれたのか、その状況・様子、そして結果!を教えていただいて…ワクワクするような楽しい気分になりました☆
人間って本当に…☆ 人はこうして育つのか!と、改めて新たな発見!
こういうミーティングを行なっているクリニックって素敵だと思いません?
先生のクリニックの名称でもある『癒しの森』は、「病に苦しむ人々が緑の森の中で癒される」ことをイメージして、その願いを込めてつけられたそうですが、
先生ご自身が“心”というものをいつも大切に考えておられ、その思いがスタッフの皆さんにも浸透しているのでしょうね。
“美点凝視”とても良いことを教えていただきました!
家庭でも学校でも職場でも、とても大切なことだと思います!
私も、心がけていきます☆