『がん統合医療講演会in福岡』
ようやく平年並みの気温になってきたような感がありますが、まだまだ北の方は寒い日が続いていますね。
あと一週間もすれば、3月! 暦の上だけでなく、早く春の兆しを感じたいものです!
さて、先週の日曜日、福岡で今年最初の『がん統合医療講演会』が開催されました。
講師は、いつものように九州大学大学院助教の照屋輝一郎先生と、喜多村クリニック院長の喜多村邦弘先生。
照屋先生の「がんに対する低分子化フコイダンの三大作用」の研究内容や、
喜多村先生が取り組んでおられる様々ながん治療についてのお話などがありましたが、
皆さん、メモを取りながらとても熱心に聴いておられました。
終了後に喜多村先生へのご質問を希望される方も多く、クリニックでの"がん治療相談"の予約を取られる患者さんも何組かいらっしゃいました。
また、低分子化フコイダンについてのご質問も多く、照屋先生のご講演内容に併せて、
喜多村先生が言われた、『抗がん作用のある"天然の成分"を使った治療』ということに関心が多かったようです。
確かに、抗がん剤による治療にはどうしても"副作用"というリスクがありますが、
低分子化フコイダンの場合は、抗がん剤との併用で逆に副作用を軽減してくれるわけですからね…。
また、相乗効果として、抗がん剤の効果を増強させることも研究の結果として発表されていますし、
副作用で苦しまれている患者さんや、これから抗がん剤治療を受けられる方にとっては、とても心強い味方に思えたのかもしれません。
この低分子化フコイダンに限らず、喜多村先生の講演では、新しい分野のがん治療や
ライフスタイルにも目を向けた統合医療、そして"心"の重要さを話され、
がん治療においては『自分で考えて、自分を変える…そして、自分で選ぶ』ということが大切だと、伝えていらっしゃいました。
お帰りの際に、
「喜多村先生のお話はとても分かりやすかったです!」
「参加してよかった! ありがとうございます!」
と、わざわざお声をかけて下さった方も多く、
『ひとりでも多くの方に、希望と勇気を与えたい』という先生方の思いが届いたのなら、大変嬉しいと思います!