「希望に繋がる、がんサバイバー生存率」
今までの生存率とは違う、がんサバイバー生存率とは何でしょうか。
最近耳にするようになってきましたが、ご存じでしょうか?
「診断から一定期間が過ぎた時点を出発点に、それから先の生存率を示す」もの。
がんと診断されてから過ごす月日が重なるほど、その後の生存確率が高まっていく。そんな面に着目したがんの統計のことです。
▽一般的によく聞く生存率は「相対生存率」と呼ばれるもので、ある種類のがんと診断された人が、年齢や性別が同じ日本人全体と比べて、診断から一定期間後にどれほど生存しているかを示したもの。
治療の難しさなどによって差はありますが、基本的に値は日数がたつにつれて下がっていきます。
△これに対して、サバイバー生存率は診断から一定期間が過ぎた時点を出発点に、それから先の生存率を示すもの。
こちらもがんの種類によって違いはありますが、診断1年後、5年後と上がっていき、100%になると、「ふつうの日本人と死亡率が同じ」ことを意味し「がんが治った」と考えられるようになります。
☆☆☆この新しい生存率について知ることで、そしてそれが100%になることを目標にすることで、生きる力となり、希望に繋がっていきますように――❤