以前お伝えしましたが、去年の 5月から始まった「笑いと免疫力の関係」の実証実験。
先月末に大阪がんセンターがその研究結果を発表しました。

病院内の舞台で、プロの落語家や漫才の公演を定期的に鑑賞して、
笑ってもらうことで、がん患者さんの生活の質(QOL)が向上したそうです。

QOLの代表的な15項目について、痛みや認知機能が改善。
睡眠や食欲などの項目では大きな変化は見られなかったものの、
鑑賞の後では、免疫機能を高める物質の能力が向上していたとのこと。

免疫機能が向上した可能性もあり、検査方法を変えるなどして本年度も調査を続ける方針だそうで、

「笑うことで免疫力が高まる！」
「好きなことをしている時が一番免疫力が上がる！」

先生方の講演でも、患者さんの集まりでも、よく言われることです。
つくづくそうだな～と思いますから、 !(^^)!
笑いと免疫力の関係を、より一層科学的に示すということは大変心強いです！

笑い声の絶えない…とか、素敵な笑顔…とか、よく使う誉め言葉ですが、
喜怒哀楽…生きていれば当然色々なことがある中で、
どんな時でも笑顔を忘れずにいられたら、いいことがあるかもしれない。

ささやかな願望でもあり、大いなる確信でもあり…
だって、病気さえも改善してくれる術（すべ）かもしれませんからね！

心・気持ちが優先、そこに様々な取り組みが加わり、良くなっていくのだと、
多くの患者さんから学んだことです。

まずは、楽しく笑いましょう！　ヽ(^o^)丿