「がん教育…新学習指導要領に向けて」
がんについて理解を深めたり、がん患者さんとの共生について学んだりするのが、「がん教育」。
2020年から小学校で、2021年からは中学校で、新学習指導要領に盛り込まれる予定になっているそうですね。
先日、大分の市教育委員会が、専門医師を招いたモデル授業を実施するなど取り組みを進めているというニュースを目にしました。
学校現場では、がんについて生活習慣病などを学ぶ過程で教える程度だったものを管理職や担当教諭を対象にした研修会を実施するほか、モデル授業を公開し、
市内の教諭らに実際に見てもらい、指導の参考にしてもらうようにしているというものです。
実際に、教諭ら約50人が見学する中で、医師を講師に招いたモデル授業も、既に実施したということ。
より具体的な授業になれば、理解も深まるような気がしますよね。
☆☆☆がんは「二人に一人はなる」といわれ身近な病気になってしまった今、子供の頃からしっかりと「がん」についての知識、心得などを教えていくことは、とても有意なことだと思います。
そして怖がるだけでなく、生活習慣の改善により予防もできることを知り、若いうちからみんなが心がけるようになれば、罹患率も減っていくのでは…と期待できる気がしてきませんか?