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「秋バテ…?」

「秋バテ…?」

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれますので、そろそろ爽やかな秋の訪れを感じる頃のはず…。
しかし最近は全国的にも雨模様の鬱陶しい日が多く…、気分まで滅入りそうです…。
が! せめて気分だけでも“明るく!明るく!!”と思う今日この頃です(笑)

さて、とはいうものの一応は夏の暑さが一段落して、
ようやく夏バテともおさらばできると思いきや、なぜか疲れが抜けない…。
そんな症状があったら「秋バテ」かもしれません。

夏バテとは夏の暑さで体力や食欲が低下し、疲れやだるさなどの不調が現れる暑気あたりのことで、
通常は涼しくなってくると解消しますが、夏の生活習慣による冷えが原因で自律神経のバランスが乱れ、
秋口になって症状が出ることを「秋バテ」と呼ぶそうです。

「秋バテ」の原因は大きく分けて2つあります。
1つめは、暑さや節電対策のため、冷たいものを摂りすぎて胃腸の機能が低下した「内臓冷えタイプ」。
2つめは、冷房の効いた室内で長時間過ごしたための冷えや外気温との温度差のため、疲れやだるさがおこる「冷房冷えタイプ」です。
どちらにしても、身体を冷やし過ぎてしまったことで、全身の血のめぐりが悪くなり引き起こされます。

「秋バテ」対策としては、次の4つの方法で体を冷えから守ることが大切です。

①まずは食事。温かいものを積極的に摂ること。 ショウガやシナモンのほか、ニンジンやネギといった根菜類など、体を温める食材を選ぶ。
また、ビタミンB群には疲れをやわらげる働きがあり、豚肉や納豆に多く含まれています。
②次に冷房対策。
オフィスや電車内など空調温度が決められている場合は、カーディガンや上着で室内外との温度差を調節できるように。
長時間の時は、腹巻きやハイソックス、ひざ掛けを活用して保温することも。
③そして入浴。
眠る2時間ほど前に、38~39℃のぬるめのお湯にゆっくりとつかって血行を良くすることで、
心身がリラックスモードに切り替わり、体力や胃腸機能の回復を助けてくれます。
④最後に就寝時について。
暑さがやわらいでいれば冷房は使わず、代わりに首や後頭部を水枕や保冷剤で冷やせば寝苦しさも解消できます。
また、寒さで朝方目を覚まさないためにも、長袖のパジャマの着用や、毛布を準備しておくと安心です。

☆☆☆異常気象や、朝晩と昼間の温度差など、体調管理が難しい昨今、
暑さによる疲れを解消し、快適に秋を迎えるためにも試してみてはいかがでしょうか。
無理をせず、自分に合った対策を見つけてくださいね。

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