『自然治癒力を高めましょう!☆』
11月も半ばになりました。
本来なら秋の紅葉や初雪の話題を耳にする時期ですが、今年は様子が異なり…
ようやく例年並みの気温に戻ったようですが、なんだか秋の風情を楽しむ間もなく
冬が訪れてしまいそうで…。
この気候のせいばかりではないのでしょうが、最近まわりで風邪をひいている人が
増えました。
「まだそんなに寒くないのに…」と、皆さん一様に言われますが、
私たちの間ではつい「免疫力が落ちているんじゃないの?」という話になります。
先日も免疫力の話から“自然治癒力”という話題になり、
「病気を治すのは自然治癒力」「自然治癒力は健康の源」など、
これは東洋医学の根本的な考え方で、人間には生まれながらにして
自然治癒力が備わっており、それが衰えたとき人は健康を害し、
そのバランスが崩れた状態を「病気」と捉える。
具体的には、異物を体内に侵入しないようにするための「防御力」として、
目(涙)・鼻(くしゃみ・鼻水等)・口(唾液)・皮膚などがあり、
細菌やウイルスなど病原体による病気を抑え込むための「免疫力」
損傷したところを自ら修復させる「再生力」、これにはけがや病気に対する
病理的再生(例;骨折・肝臓の再生)と、皮膚や毛・爪など全身の多くの
細胞が一定の割合で生まれ変わる生理的再生の2つがあります。
そして、この自然治癒力を活かすために重要な「精神力」
昔から“病は気から”と言われますが、確かにその人の気持ちの持ち様で
病気が重くもなれば軽くもなるということがあります。
それだけ体と心には密接な関係があり、どちらか一方でもバランスを崩して
しまうと相互に影響が出てしまうのでしょう。
こうしてみると、自然治癒力を高めるために自分自身ができることは
やはり“心の在り方”のような気がします。
多いに笑い、自分を信じ、まわりに感謝し、活き活きと過ごしましょう!☆