「第13回LMF研究会」に参加してきました
このところ、9月だというのに記録的な暑さが続いています…。
そんな猛暑の中、昨年に続き何故か台風に縁のある研究会ですが、この日曜日に東京で開催されました。
コンパクトだが強烈な台風が上陸?! そんな心配をしながらではありましたが、開催中は特に問題もなく無事に行なわれ、参加することができました。
***その後上陸したこの台風…、関東では過去最強クラスであったそうですね…。
さて今回、会場が「国立がん研究センター 築地キャンパス 新研究棟」ということでしたので、大変緊張及び期待のこもった研究会という印象で、総勢100名を超す皆さんが参加され、LMF研究会所属の先生方も50名以上参加されたということです。
前回、前々回と、より充実した内容で年1回、まる1日しっかりと時間を取って行なうことになった研究会でしたが、今回は午後一時には終わりました。その代わり(?)なのかどうか、みっちりと凝縮されたものになっていたように感じます。
このLMF研究会の模様は、改めて当会の会報誌「統健会通心」にまとめてご紹介する予定ですが、トピックスをひとつご紹介しておきます。
それは今回の目玉:特別講演!
東京医科大学医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授で、
国立がん研究センター研究所 客員研究員である、
落谷 孝広先生による講演
『未病社会の実現に挑む:がん早期発見から新規治療開発の最前線』です。
正直、個人的にこのタイトルだけではあまりピンと来なかったのが、たいへん情けないのですが…(苦)
講演で話された“一滴の血液から13種のがんを早期発見” そして、“マイクロRNA・エクソソーム”
約2年前、国営放送で「人体」という番組をご覧になられた方なら、「あぁ!!」と思われるのではないかと思います。
その時、この研究チームでリーダーとして登場されたのが落谷先生です。
そして現在も引き続き、より以上に成果を上げ続けておられる先生の講演は大変興味深く、皆さん引き付けられるようにお聞きになられていました。
※落谷先生は、低分子化フコイダンのエクソソームも調べられたそうで、その結果のお話もありました。
☆☆☆今回、個人的な感想ではありますが、やはり、疫学(予防医学)という考え方、早期発見が、究極の治療なのかなぁ…と想いながらの参加となりました。