『統健会として…』
先週の日曜日、沖縄で「患者の集い」がありました。
今回で33回目でしたが、これまでで最も多い参加人数となり、
初めての方が半数以上だったため、十分な対応ができたかな…と心配になるほどでした。
「患者の集い」で、いつも思うこと…
同じ病気の方であっても皆さん状況が違うので、例え同じ治療を受けられても結果は様々。
求めるもの・願うことは共通だとしても、その道のりはそれぞれ異なり、幾つもの枝葉に分かれている、ということ。
だからこそ、全体的なアドバイスに加え、個々の対応も必要になるのですが、
患者さんは、皆さん自分なりのお考えがあり、
ひとつの方向性を信じて真っすぐに目指す方もいらっしゃれば、
悩みの果てに次々と違うものを求めていかれる方もおられます。
そして、成るべくして成るという当然の結果もあれば、
偶然の賜物の如く良い結果を得られることもあります。
何が正しい方法なのかは一概には言えません。
ただ、これまで多くの患者さんと接してきて感じることは、
自分が良いと信じたことに精一杯取り組まれる患者さんは、気持ちが強く前向きで、
努力を惜しまない方が多いようで、
それが結果としては良い傾向にあるのかなと。
とは言え、治療に悩み・迷いは付き物です。
殆どの患者さんが、なかなか整理のつかない状況の中に身を置かれていると思いますから。
私たちができることには限りがあるとは思いますが、
こうして患者さん同士の触れ合いや、体験者のお声を通して、
また、講演会や会報誌・HP等の情報提供も含め、日々の活動を通じ、
直接であれ、間接であれ、何か少しでもお役に立てれば…とても嬉しいことです!
『統健会』が、患者さんの心の拠り所のような存在になれますように…☆
そう願っています。