『患者としての成長…?』
この前、久しぶりにお電話があった患者さんが、
「おかげさまで、ようやく患者として成長できましたよ!」と、
明るい声で笑いながら話してくれました。
患者として成長?どういうこと…?
思わずその理由をお聞きしたところ、
「たいしたことではないけど(苦笑) 細かいことをあまり気にしなくなったというか…
あぁそうなんだ~って、思えるようになりました」
以前は少しでもマーカーの数値が上がると不安になり、そのことが気になって
食欲が落ちたり夜眠れなくなったり…。
どうすれば…と、ネットで色々と調べてひとりで悶々と考え込んでしまうとか…。
フコイダンのことも、最初はなかなか効果を感じられなかったので、もっと他にないかとあれこれ探してみたり(苦笑)
結局は、やっぱりこれで良かったんだ!って、今ではとても感謝していますけどね(笑)
お話を伺っていて、改めて思ったこと。
他の患者さんもそうですが、時間の経過と共に、その心模様が変化していき、
悟りというか…境地というか…
何かしらひとつ上に昇っていかれたような…上手く表現できませんけど。
がんからの生還とか、がんとの共存とか、言葉での表現は簡単ですが、
実のところ、その方法にはマニュアルがあるわけでもなく、
おひとりおひとりが手探りで進んでいく中で、自分なりの答えを見つけて、病気と向き合っていくのかもしれません。
きっとそれなりに時間がかかり、決して易しい道ではないのでしょうが、
願わくば、一日でも早くその答えが見つかりますように!☆