『免疫力を上げる!』
例年ならインフルエンザの話題が多い時期ですが、このところ新型コロナウイルスの感染拡大が昼夜を問わず報道されています。
その影響により、様々なイベント・集会などの開催が自粛され、当会も来月予定していた札幌講演会を中止しました。
既に参加申込みもございましたが、やはり安心・安全の確保が優先とのことで、この選択もやむを得ないかなと思います。
ただ、ただ、一日も早い収束を祈るばかりです。
この新型ウイルスの影響かどうかはわかりませんが、近頃は“免疫力”に関する問合せも結構ありまして、
「フコイダンは免疫力を上げる働きもありますよね?」というストレートな質問から、
「低分子化フコイダンはサイトカインに関係しているって…だからがん細胞を攻撃しやすくなるって聞いたけど、炎症も抑えるんでしょう?」と、少々難しい内容も。
確かに九大での低分子化フコイダンの研究結果として、先生方の講演会でもよく紹介される内容ではありますが、
“免疫力を上げる”ということであれば、他にも大切なことがあります。
免疫細胞は体の中で腸に一番存在していますから、腸(特に小腸)は“免疫”にとって重要な臓器です。
そして、この免疫細胞を活性化させるものが、腸内細菌!
では、腸内細菌の活性を高めるためにはどうしたらよいでしょう?
ここで、札幌の小井戸先生(癒しの森内科・消化器内科クリニック院長)の書籍から抜粋したものをご紹介しますね!
- ① 穀類、野菜、豆類、果物を摂取する → 植物性食品は腸内細菌のエサになる
- ② 発酵食品を食べる → 納豆菌や乳酸菌など有益な菌を有し、腸内フローラを増大させる
- ③ 食物繊維、オリゴ糖を摂る → 腸内細菌のエサになる
- ④ 加工食品や食品添加物をなるたけ摂らない → 体内で処理されずに残留して体を蝕む腸内フローラを減少させる
とても重要なことですが、普段の食生活の中で無理なく取り入れることができる内容ですよね!
是非参考にしていただければ! (^_-)-☆
体は食べたもので作られます。
長い間の生活習慣で蓄積されたものを変えていくには時間もかかるでしょう。
でも、ひとつひとつの積み重ねが結果に繋がっていく…多くの方々から学んだことです。
病気の改善のために、そして様々なウイルスから身を守るためにも、自分自身の免疫力を高めましょう!☆