☆今、何ができるのか?
「主治医から放射線治療を勧められたんですが…。副作用のことを考えると…、受けるかどうか決めかねているんですよね…」
放射線治療の副作用が起こる時期は、
治療中または終了直後のもの(急性期)、
終了してから半年から数年たった後からのもの(晩期)
があるそうですね。
治療を終え、ようやくホッとしたのに、いつ副作用が起こるか…。不安との闘い…。
治療後すぐに副作用が出るのであれば、まだ覚悟ができそうだが…。
治療後何年も経ってから副作用が出る? 出ない? いつ?
いや、出ない可能性もあるようだし…。
こんな状況に自分は耐えられるだろうか…。いっそ受けないでおこうか…。
でも受けないことも不安になる。他の治療はどうなんだろうか…。
…。とにかく、やってみないことには、人それぞれ、個人差があって、必ずこうなるということは言えない…。
『それなら、案外何も副作用なく、治療効果が上がって改善するかもしれない…!!!』
こんなポジティブな考え方!これががんを改善するための大切な心の持ちようなのではないでしょうか。
もちろん簡単にはいかないかもしれませんが、今できること、やってみる価値があると思えたら、トライしてみるのもいいかもしれませんよね。
「でも…。決めかねているんですよね…」
確かに…悩みますよね…。でも最終的に決めるのは自分自身なのです。
主治医の先生に、マイナス面だけでなくプラス面をしっかりと尋ねて、そこへ自分の気持ちをもっていく!そういった方法で改善に向かうことを信じて!
少しでも心が動いたら、明るいと思える方向へ是非進んでほしいと思います。