『体が重だるい…梅雨』
真夏のような暑さが続いたと思えば、急に4月下旬頃の気温になったり、局地的な大雨が降ったりと、このところお天気が良く変わっています。
湿気の多いジメジメとした、この梅雨独特の気候は、私たちの体にもあまり良くないようで、
梅雨になると体の不調を感じる人が結構いらっしゃいます。
原因のひとつとして、自立神経の乱れがありますが、
低気圧が続くことで自律神経のバランスが崩れ、副交感神経が優位になってしまう。
また、急な気温の変化による体温調整も自律神経に負担がかかってしまい、体のだるさや眠気、頭痛や食欲不振など体の不調につながります。
そして、“湿気”も体調不良の原因のひとつです。
高温多湿のこの時期、“湿気”が多いと皮膚からの発汗がうまくできなくなり、余分な水分や熱が体内にこもって体がむくみ、水太りのように体が重だるくなります。
また、カビやダニが増え、咳や体の痒みなどのアレルギー症状を引き起こす人もいます。
春夏秋冬…季節感あふれる日本。 梅雨もまたその四季の移り変わりのワンシーンですから、
時には雨音に耳を傾けながら、紫陽花の花の色も楽しみつつ、体の不調を上手に乗り切っていきたいと思います。
それにはまず、自律神経のバランスを整えるためにも、きちんと朝食をとること!
朝は交感神経が優位、夜は副交感神経が優位になりますから、生活のリズムを整えることが大切です。
そして、むくみの解消には、利尿作用のあるものを摂るようにすると良いそうです。
カリウムやカフェインを含むものには利尿作用がありますから、キュウリやスイカなどの夏野菜や長芋、ほうれん草など、飲み物としては、コーヒーや緑茶などがあります。
また、生活スタイルとして、湯船につかる、ふくらはぎを揉む、よく睡眠をとるということも大切で、
暑い時は冷たい飲み物を摂りがちですが、温かいものやできるだけ常温のままで飲むようにしましょう。
梅雨の後には暑い夏が待ち構えていますが、体調を整えながら、来る季節に備えていきたいですね!☆