『これから…』
7月に入り、本来はまもなく梅雨が明けて、夏のシーズン到来…となるのでしょうが、
ここ最近のコロナウイルスの感染増に加え、先週末の熊本豪雨による河川の氾濫や土砂災害、
今週に入ってからも引き続き、九州地方を中心に大雨による甚大な災害に見舞われており、
連日重苦しいニュースばかり続いています。
どれほど科学が進歩しようとも、自然災害の猛威には為す術がなく、被災された方々・地域の様子を見るにつけ言葉を失ってしまいます。
最優先は、「命」を守ることですが、目の前に広がる厳しい現実…「これからの生活」
以前、患者さんが言われた言葉。
「がんという病気は死に直面するような厄介なものだけど、でも一瞬でどうにかなるわけではないから。少なくともある程度の時間の余裕はあるよね…」
「病気に関する様々な悩み・苦しみはあるものの、病気を含めた自身の人生、これからの時間を考えることができる」
そうおっしゃっていました。「時間」があることがありがたいのだと。
そうした「時間」の中で色々と模索し、当会のホームページをご覧になられるようですが、
私どもにご相談される方は、がんの標準治療でなかなか上手くいかない患者さんや、
抗がん剤治療に対する不安・抵抗感があり、それ以外の方法を探しておられる方々が多く、
「低分子化フコイダン」という、医薬品ではないけれども、がんを抑制する作用や免疫力強化作用もあるというサプリメントの一種を用いて、がんと闘っていくわけです。
こうした病気のことであれ、日常の生活であれ、良い時も悪い時も、意識・無意識に関わらず、
私たちは常に「これから…」を考えていると思います。
例え、今が一番苦しく先のことは何も考えられない…という状況であっても、
未来に希望をつないでいく…それが生きるすべとなるような気がします。
“希望…前向きに…未来”
あたりまえのように使う言葉ですが、そこに託された思いは、深く大きくあるようです。