『暦の上では秋ですが…』
九月…旧暦では「長月」
“夜長月(よながつき)”とも呼ばれますが、なかなか趣のある響きです。
旧暦では、9月は晩秋。
二十四節気では、8月7日が“立秋”で、9月8日頃は“白露”
「夜中に大気が冷え、草花に朝露が宿り、朝の光に白く輝く粒の様」
日中の暑さが和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まる様子を表しているそうですが、
現在の季節感とは随分とかけ離れているイメージです。
昔からすると、やはり地球の温暖化が進んでいるから…?
現実はと言えば、まだまだ暑さが厳しく、台風シーズンで天候も不安定。
「熱中症に注意!」とか、「夏バテ防止に…」という言葉が飛び交っています。
なにはともあれ、常に「今の時期」を考えながら、健やかに過ごしていけるよう工夫していきたいものです。
暑さが続く中では、身体の熱を取り除く食材が良いですし、
冷たい物をとり過ぎると身体に余分な水分が溜まりやすくなり、胃腸の働きが低下します。
ナスやトマト・きゅうり、キャベツに大根・山芋・リンゴ、しじみ・アジなどは、
身体を冷やし、余分な水分を取り除いて胃腸の働きを高めてくれます。
また、夏の猛暑で消耗していた体力・気力の回復も大切で、
夏の疲れを残したまま秋を迎えると、体調を崩しやすくなるようです。
バランスの良い食事を心がけ、(食養生)
ゆっくり湯船につかって一日の疲れをとり、(疲労回復・リラックス)
十分な睡眠をとる。(元気の源)
昔からよく言われていることですが、やはり日々の健康の基本です。
ここに、「心の安定」まで加わると、鬼に金棒!
今の時代、“ノーストレス”はあり得ない…とも聞きますから、
上手くストレス解消をして“心を補う” とても大切なことだと思います。
普段の生活の中で、できるだけ心がけていきたいですね!☆