『11月の終わりに…』
来週からは12月、いよいよ今年最後の月となります。
この11月は晩秋とも思えない気温の高さで、各地で夏日の記録更新になっていました。
過ごしやすい気候はとてもありがたいことでしたが、いよいよ冬将軍もお出ましになり、
普段通りの師走の寒さも戻ってくるようです。
今年はまだインフルエンザの流行の話を聞いていませんが、各クリニックでは例年以上に予防接種を受ける方が多いそうです。
もちろんコロナ感染のリスクを考えての予防対策でしょうけど、インフルエンザが流行しない理由のひとつは、
“マスク着用と手洗い・うがいの励行”だそうで、
今では当たり前のことになっていますが、日常的にマスク着用の生活なんて思いもよらないことでした。
最近では“マスクコーナー売り場”があって、機能性を重視したものやおしゃれなものなど様々なマスクが並んでおり、
慣れてしまえばそれほど不自由さも感じなくなり、病気の予防対策として今後もますます需要が伸びていくことでしょう。
この1週間は「コロナ感染の第三波!」として、連日関連ニュースが流れ世間をざわつかせていましたが、
この先もコロナとの共存があたりまえの生活様式になっていくのだろうと改めて思いました。
感染拡大により患者さんの命はもちろんですが、社会経済に及ぼす多大な損失を考えると先の見えない不安が増します。
まして病気を抱えている患者さんにとっては命をも脅かす問題ですから、その心中は計り知れません。
日々の患者さんとの対応においても、現実問題として入院・治療に対する不安や不自由さ、そして焦りなど、
それぞれが抱えている悩みは違えど、すぐに解決できないことも多く、もどかしい思いは皆さん共通です。
そういう中でも、おひとりおひとりと向き合いながら、お話しながら、
少しでも気持ちが楽になれたり、安心することができたらいいなぁ…と。
今日の最後は、患者さんからお聞きした名言をご紹介!
「病気に負けず、コロナに負けず、そして自分に負けず、粛々と生きましょう!」