『ひな祭り』
今日はひな祭り。
“桃の節句”とも言われますが、本来桃の花の開花は3月下旬から4月上旬。
ちょうど旧暦の3月3日が桃の花が咲く時期だったので、“桃の節句”と呼ばれるようになったとか…。
また、桃は中国では不老長寿の仙木と言われ、邪気を払う力があると考えられていたそうです。
“節句“と言うのは季節を分ける節目、季節の変わり目のことですから、
今でも「体調を崩しやすいので要注意!」と、よく言われますよね。
現在、新型コロナウイルスという進化した病魔に襲われ、散々な目に遭っている私たちですが、
科学・医学の進歩に頼りつつも、古のように天に願いをかけて祈りたい気持ちになります。
残念なことに、今は何をするにしてもコロナ抜きでは考えられないため、
患者さんにとっても大変な状況が続いていますが、
皆さんが一番困っていることは、やはり入院中の面会不可でしょうか…
ご家族にとっても、患者さんの様子がわからないのは大変不安なことですから!
また、「フコイダンを飲ませたいのに、どうにも手立てがなくて…」というお声も多く、
皆さん、退院の目途がつくことを祈るように待っておられます。
がんという病気は時間との闘いとも言われますからね…つらい時間だと思います。
あと、最近よくお聞きするのが、「もっと早く相談していれば…」というお声。
やはり標準治療が中心になるので、サプリメントに対して抵抗があるのはもちろん、
がんは病院で治療するという考えは、ごく一般的なことなので仕方がないと思いますが、
できれば体力・免疫力のあるうちに考えていただけたら、また色々な可能性も見えてくるのかもしれません。
ただ、最近では「抗がん剤でがんは治らない、あくまでも延命」とはっきり言われる
ドクターも増えてきたようで、最初から治療の多様性を探る方も多くなりました。
今は昔とは違い、「癌は治らない病気」ではなくなりました。
だからこそ、希望を持ち、正しい情報を得て、広い視野で可能性を見極める!
これも大事な選択肢のひとつでしょう!
今日の桃の節句に思いを馳せ、古の人の風習にならって病魔を払い、
健やかな日々になりますよう、願いを込めたいと思います。