『たかがサプリ、されどサプリ』
明日は「昭和の日」。 昭和の時代では「天皇誕生日」の祝日でしたね。
いつもならこの日からゴールデンウイークが始まるわけで、
多くの人たちが思い思いの期待感に胸を躍らせている時期なんですが…
去年に続き、残念ながら今年もコロナ禍の中での規制がかかったGWになります。
風薫る5月、一年で最も過ごしやすい良い季節なんですけどね…(>_<)
とは言え、「嘆いていても始まらないから…」と、
少しでも“おうち時間”を楽しむために皆さんそれぞれ工夫されているようです。
患者さんとの会話の中でも、ところどころに日々の暮らしぶりが表れて、
家族との時間を今まで以上に大切に考えていらしたり、
閉塞感によるストレスの発散を、逆に楽しむがごとく(まるでリベンジ)話して下さったり、
病気のことだけではない、それぞれのお考え・思いなどがうかがえます。
当会への相談はフコイダンに関することが主になりますが、
“たかがサプリ、されどサプリ”
がんという病気を抱え、治療の有り無しに関わらず、とにかく良くなりたいとの一心で、
皆さん、相談してこられます。
標準療法で順調にいけば何よりですが、なかなかどうして…がんは厄介です。
それでも、昔のように「怖い病気、治らない病気」ではありませんからね!
巷にはがんを治すためのノウハウが溢れていて、
免疫療法など自由診療での治療を受けておられる方も多いですし、
自然療法を取り入れたり、東洋医学に傾倒されている方もいらっしゃいます。
サプリメントもその中のひとつで、“がんに良い”と謳っているものも数多くあります。
ただ、ネットに書かれていることが全て真実とは言えない、ということもまた事実です。
だから「本当かどうか? 何を基準に選べばよいのか?」と、迷われる方も多いのです。
何かひとつのものでがんが治るような奇跡を起こす魔法の薬があればいいんですけどね。
いつかはそんな時代も訪れてくれるのでしょうか…。
今はまだ、自分でできることを精一杯やっていくしかありませんので!
気持ちを前向きに切り替えて、色々な方法を模索しながら、日々健闘されるよう、
私たちもエールを送りながら共に支えていけたらと思います!