『あらためて、サプリを考える』
週明けから問い合わせが多く、「電話がなかなかつながらない」といったお声もありましたが…
コロナ感染拡大によりステイホームを余儀なくされていますからね。
おうち時間が増えた分、ネットを見る機会が多くなっているのかもしれません。
このところ、フコイダン(に限らずですが)の情報について、その信憑性を疑問視される
内容の問い合わせが結構ありまして、
中には最初から不信感いっぱいで言及される方や、
「失礼を承知で…」と前置きしながら、色々と質問してこられる方…等々。
情報が溢れる時代だからこそ、より慎重にならざるを得ないのだと思います。
時々、結構話し込んだ際に、サプリメントの失敗談を話して下さる方もおられて、
「藁をもすがる患者の弱みにつけこんだ、いい加減なところだった」と、怒りを露わに訴えられたり、
「焦っていたもので、つい先走ってしまい別の商品を購入してしまった」と後悔されたり、
真剣に悩まれているからこその結果かもしれません。
通常、サプリメントというのは健康維持が目的ですので、その摂取にはそれほど問題はありません。
価格も形状も様々ですから、ご自身が好きな物を選べばよいわけです。
フコイダンも同様で、健康維持のレベルで飲まれるのであれば手頃な良い商品が多くあると思います。
ただ、私たちは、基本的にがんの患者さんを対象にご相談を受けております。
ですから、サプリメントとは言え、やはりそれなりに信用に値するものでなければ、
患者さんへお勧めするわけにはいきません。
「あきらめない医療~救える命を救うため~」をコンセプトに掲げ、NPOを立ち上げてから18年目。
目まぐるしく変化していく時代に揉まれながらも、確実に会の活動は充実してきたと思います。
これも、九州大学での基礎研究を基に、低分子化フコイダンをご理解の先生方が増えてきたこと、
そして多くの患者さん方からのご支援があればこそ!と、つくづく思います。
令和になり、今まで想像もしなかったウイルスとの闘いに翻弄されていますが、
この現実も受け入れながら先に希望を託すしかありませんから!
ひとりでも多くの患者さんのお役に立てるよう、しっかり対応してまいります!