『師走です!』
寒くなってきましたね。
今日から12月、早いものでいよいよ師走になりました。
まだ年の瀬の実感はありませんが、これからのひと月は何かと忙しいことでしょう。
皆さんも寒さ対策・感染対策を十分に取りつつ、体調も気遣いながらお過ごし下さいませ。
さて、先週国立がん研究センターより、がんの診断件数についての発表がありましたね。
全国のがん診療連携拠点病院などで2020年に新たにがんと診断された人は、19年と比べて6万人減ったとのこと。
高齢化に伴い増加傾向にあるがん患者数が実際に減ったとは考えにくいため、
新型コロナウイルスの流行で一般医療が制限され、検診や受診を控える人が増えた影響とみられています。
また、今回の集計では、人間ドックを含む検診で発見されたがんの診断数が、過去4年間の平均と比べ4~5月にかけて減少する傾向があり、特に胃がんの落ち込みが顕著だったそうです。
昨年は自治体のがん検診を受けた人も前年より30%減ったとする発表もありました。
がんは他の病気を受診中に偶然見つかるケースも多く、がん検診だけでなく緊急性のない一般診療などの受診控えもがんの発見を妨げたことにつながったようです。
コロナ禍の影響を受け、現在治療中のがん患者さんからの医療体制への不安を多く聞いておりましたが、
今回のこの結果も想像に難くない内容ですよね。
今後、がんの発見が遅れ、進行した状態で見つかる人が増えると懸念されていますが、
がん検診だけでなく必要な受診はためらわずに受けて欲しいと思います。
そのためにもこれ以上コロナウイルスの感染拡大がないことを願うしかありませんが、
ようやく落ち着いてきた矢先、また新たな変異株が現れましたね…。
これから本格的な冬に向かう中でのこのニュース!
徐々に世界中に拡がっているようで不安は尽きませんが、
とにかく私たちにできることをしっかり取り組んでいくしかありませんから!
(最後は神頼みです) 「来年こそは…」の願いが届きますように…☆