『寒中お見舞い申し上げます』
先週から冬の嵐のような悪天候に見舞われて、各地で大雪による被害が報告され、
また、思いもよらぬ大規模なトンガの海底火山の噴火が起こり、
ここにきてコロナウイルスの感染が爆発的に拡大、まん延防止の適用地域も増え、
2022年が明けて、まだひと月も経たない中で、色々と騒がしい世相になっているようです。
先日も沖縄の患者さんから、「今年こそは患者の集いが開催できると思っていたのに…」と
大変残念そうに言われました。
沖縄は今とんでもない状況になっていますからね…
当会の沖縄支部のスタッフも毎日戦々恐々としております。
国内で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されたのは、2020年1月15日。
あれから丸2年。
単に感染者の対応に追われるだけでなく、通常の医療体制にも多大な影響を及ぼし、
私たちの日常生活も一変しました。
特に病気を患っている方々にとっては、感染そのものへの不安に加え、重症化のリスクが高まるということで
通院を控えるために検査や治療を先延ばしされた方も多かったようです。
当会も、多くの患者さんからコロナウイルスによる影響をお聞きしました。
残念ながら2年経った今でも、その状況は変わっておりません。
皆さん、コロナ禍の中で一生懸命病気と闘い、標準治療だけでなく様々な方法を模索されておりますが、
当会へ寄せられる低分子化フコイダンに関するお問い合わせが、以前と少し違ってきました。
「フコイダンは抗がん作用だけでなく、免疫力も上げてくれるんですよね?」
確かに、低分子化フコイダンの作用のひとつとして、「免疫力の増強」がありますが、
がんの患者さんにとっては、やはり「抗がん作用」の方を重視されますからね。
「免疫力増強作用」についてのご質問はそれほど多くはありませんでした。
やはり、コロナ禍における予防対策の一環として、「免疫力」を意識される方が増えたということでしょうね。
いずれにせよ、病気に対しては「自己免疫力」を高めることがとても大切ですから、
普段の生活の中でも自分でできることをしっかり取り組んでいきたいと思います。