『フコイダンの飲用』
9月に入り、新学期が始まった途端に発生した超大型台風11号が沖縄近海で北上、
この一週間は各地で様々な影響がありましたね。
爆発的な勢いで感染が拡大していたコロナの第7波も、このところは減少傾向のようで、
少しは明るい兆しが見えてきた感もありますが、なかなかまだ落ち着かない毎日です。
さて、最近の統健会ですが、
「この低分子化フコイダンでなんとかならないかと思って電話しました」
というお問い合わせが多く寄せられています。
ずっと治療を続けてこられて、もう使う薬がなくなったとか、体力的に治療の継続が難しく、
主治医より緩和ケアを勧められた…という方。
あるいは、どうしても抗がん剤治療を受けたくないので、その代わりにフコイダンを考えたい
と希望される方。
また、「フコイダンを飲めば手術が回避できるのでは?」と聞いてこられる方も。
確かに、当会がお薦めしている低分子化フコイダンは、「がんに対する三大作用」として、
研究結果に基づいた内容をホームページ等でご紹介しておりますが、
基本的には、サプリメントとして、治療の補完や再発予防のための活用を推奨しております。
そして、その活用方法においては、患者さん個々の状況により様々なケースがあります。
これまで、長年この低分子化フコイダンを飲用される患者さんをサポートしておりますが、
通常のがん治療と同じように、おひとりおひとり結果は様々、皆さん異なります。
「癌が消失」という最も望ましい結果を得られた方もいらっしゃれば、
「癌が小さくなった」、「マーカーが正常値になった」など、検査結果で確認されたり、
また、「副作用が軽くなった」、「食欲が出てきた」、「体重が増えた」というような自覚症状で
フコイダンの飲用効果を感じる方も多くみられます。
本来、フコイダンはサプリメントですから、どういう方でも飲めますし、
健康維持が目的であれば、メーカーさんの説明書通りに飲用されて構いません。
ただ、患者さんが飲まれる場合はその状況に応じた飲み方があって然るべきで、
命がかかる病気だからこそ、より慎重な対応が求められると考えております。
患者さんのご意向を優先に考えつつも、その状況に応じたアドバイスも行いながら、
ひとりでも多くの方が良くなられるように、これからも日々取り組んでまいります!