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『第15回LMF臨床研究会』

『第15回LMF臨床研究会』

今月16日(日)に『第15回LMF臨床研究会』がWEB開催されました。
2019年の9月に国立がんセンター築地キャンパスの新研究棟で開催されて以来、
コロナ禍の影響を受け、なかなか先生方が一堂に揃って開催するということが難しく、
昨年に続き、今年もZOOMで視聴することとなりました。

この『LMF臨床研究会』、“LMF”は低分子化フコイダンの英文を略したものですが、
2011年に当会提携の先生方のお一人が発起人となり立ち上げられました。

その目的は、「基礎・臨床・開発等の研究を通じて
LMF(酵素消化低分子化フコイダン)の作用機序の解明と、
LMFを用いた「疾病の予防」および「治療の進歩」に貢献すること」

私たち統健会としましても、この低分子化フコイダンに関するご相談を受けておりますので、
サプリメントではあるけれど、サプリメントだからこそ、
その研究結果に基づいたものとして、ひとりでも多くの患者さんの信頼に応えられるように、
この研究会への参加は大変意義のあるものだと考えています。

今回も、当会理事でもある九州大学大学院助教の照屋輝一郎先生による最新の基礎研究報告や、
各先生方の症例発表及び基調講演、歯科分野でのフコイダンクリームを使った臨床報告等。
そして、LMFの共同研究報告として、東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療研究部門の
落谷孝広先生が「フコイダンをエクソソームで読み解く」と題した発表もありました。
(専門的なことも多く結構難しい内容でしたが…)

改めて、がんに対する低分子化フコイダンの多面的な作用をお聞きしながら、
実際の臨床の現場でがん治療の手助けとなる可能性を再認識しましたし、
今回、先生方の発表を通して、食事療法の必要性や心の在り様にも話が及ぶことが多く、
統合医療的な考え方がより一層広がっているようにも感じました。

今後もこの『LMF臨床研究会』は、医科歯科連携のもと、更なる基礎研究や共同研究が
なされていくことと思いますが、
「次回は皆さんと直接お会いして研究会が開催されたらいいですね!」と、
先生方からはそういうお声も多く上がっていました。
本当に! 是非とも来年に期待したいところです☆

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