『サプリなのに先生相談?』
いよいよ今週末からゴールデンウイークに入ります。
私たちは暦通りのお休みですが、最長9日間になる羨ましいケースもあるようで、
ここ2、3年はコロナ禍で閉塞感が大きかっただけに今年は盛り上がるでしょうね!
さて、このところの統健会ですが、
ネットで当会のホームページを検索される中、特に先生相談をご紹介するサイトからの
お問い合わせが増えております。
時には、直接クリニックに繋がると思われて電話をかけてこられる方もいらっしゃいますが、
低分子化フコイダンを医薬品と勘違いされる方や、病院で行なう治療と思われる方など、
その反応は結構様々で…
「医者が相談に乗ってくれるなんて…サプリメントだと思わないじゃない(苦笑)」
「先生相談の案内があったから、てっきり病院で行なう治療かと思った」
おそらく、「医者が相談に応じてくれる」ということで勘違いされているのかな?…と。
確かに、サプリメントの飲用を医者に相談できるなんてあまりなさそうですから。
私たちからすれば、約20年にわたり九州大学で基礎研究を行い、がんの患者さんが対象という
ことで、当初から医者が関わっておりましたので、特に不思議に感じたことはなかったのですが…
“たかがサプリメント、されどサプリメント”
医薬品ではないからこそ、病気の方にとっては当然不安に思われるものでしょう。
この低分子化フコイダンのメーカーさんからお聞きしたことですが、
癌という厄介な病気に関わるため、患者さんの信頼を得るためにも、まずは九州大学で基礎実験から
スタートし、有効性や作用機序についての研究が必要だと考えられたそうです。
当会が発足した経緯もその流れに伴ってのことで、この20年間全国から多くのご相談を受け、
低分子化フコイダンを飲用される患者さん方と共に歩んでまいりました。
フコイダンひとつで何とかなるような、そんなレベルの話ではありませんが、
各々の結果がある中で、それぞれの考え方や生き方が垣間見られ、それもまた結果に繋がるようです。
がん治療に100%の正解はないと思います。
どの治療も方法も、結局は“自分だけのもの”で、他と比較できることではありませんし、
その結果はやってみなければわからない。
明確な答えが欲しいところですが、これが現状なのかもしれません。
だからこそ、良い意味で開き直り、前向きに捉えていくことで道が開けるのではないかと、
多くの患者さん方と接してきて思うことです。
もうすぐ5月、心地よい風を感じながら、爽やかな季節を過ごしてまいりましょう!