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『第16回LMF臨床研究会② 』

『第16回LMF臨床研究会#9313』

前回に続き、第2弾のご報告です。
午前の部が終了、昼食を兼ねながら、地方独立行政法人岡山市立総合医療センター 岡山市民病院
副院長の狩山和也先生が講師となり、『食事性肝障害2023』と題した発表がありました。

「食事によって肝障害が起こる」ということで、炭水化物・果糖・アルコールは控えること!
とにかく“糖”の摂取には注意が必要で、糖化すると人は老いるそうです。
お米は比較的安全ですが、今は国産以外の小麦に関しては安全性への疑問があるようなことも
言われ、パン(特に安価なもの)はお勧めできないとのこと。
添加物として発がん性物質が含まれるもの(カップラーメン等)は避ける、揚げ物は良くない、
これはよく聞くことですよね。
“微糖”と表示されている物もあまり好ましくないそうで、油はオリーブオイルがお勧め。
要は、「食事を変えるだけで、肝臓へのストレスを減らせる」、だから食事が大事!
そのひとつとして、「安いパンと麺類、ジュース類はなるべく摂らない方が良い」と言われ、
普段の食生活の注意点をわかりやすく話していただきました。

そして、東京医科大学医学総合研究所分子細胞治療研究部門 教授の落合孝広先生による、
『海藻由来のエクソソームの可能性』の発表へと移ってまいりましたが、
今回落谷先生は日程の都合がつかず、Zoom収録による参加となりました。
かなり専門的な内容でしたが、肝障害に対する低分子化フコイダンの効果や、抗酸化力の
アップ
など、哺乳動物以外の生物の分泌するエクソソームが、我々のヘルスケアに果たす
役割についてお話されていました。

その後、特別講演として、久留米大学医学部内科学講座紹介内科部門 教授の川口巧先生より、
『MAFLD/MASLDとがん;フコイダンの可能性』の発表がありましたが、こちらも専門的な内容。
MAFLDとは脂肪肝と代謝異常を合わせた新しい捉え方で、脂肪肝疾患の新概念だそうです。
先生方も興味深く熱心に拝聴されておられました。

最後は、低分子化フコイダンの症例報告があり、フリーディスカッションの形で行われました。
いずれもステージⅢ・Ⅳといった転移性のがんの患者さんの症例で、中にはハイパーサーミア
との併用でより効果が見られたものもありました。

『LMF臨床研究会』代表世話人の川口光彦先生が、ご挨拶の中で「年に1回の基礎研究・臨床研究
の報告とあわせ、事例検討を重ねることは、この低分子化フコイダンを広くご理解・ご活用いただく
ためには非常に大切であると考えます」と述べられていました。
サプリメントという位置づけの低分子化フコイダンに対し、多くの先生方や研究者がご尽力されて
おられますが、これもひとえに患者さんのためになればとのお考えから始まったことです。
サプリメントの世界ではあまり考えられないような『研究会』だと、改めて思いました。

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