『2023年、最後のご挨拶』
いよいよ今年も終わりが近づいてまいりました。
このところ厳しい寒さが続きましので、年末年始のお天気も気になるところですが、
穏やかな新春を迎えられたらいいですね。
さて、当会も明日の午前中で年内の業務が終わります。
毎年思うことですが、あっという間に一年が過ぎるようで…
今年は、5月にコロナウイルス感染症が5類になったことで、人々の行動範囲が広がり、
今ではノーマスクの方も増えて、人混みも当たり前になってきました。
以前の生活が戻りつつあるのは喜ばしいことですが、依然として感染症は見られますから、
自身でできる予防対策も行いつつ、日常生活も楽しめたらいいですね!
私たちも、まだまだ以前のようには活動ができておりませんが、
当会が発足して20年!
「あきらめない医療」というテーマを掲げてまいりました。
この20年という長い年月で多くの患者さん方と出会い、悲喜こもごも様々な思いも経験しました。
標準治療だけではなかなか上手くいかない患者さん方に対し、先生方のご協力も仰いで、
“低分子化フコイダン”というサプリメントを用いながら、病状の改善を目指し、願い…
私たちの基本は、やはりがん患者さんとの触れ合いですから、
これからもお電話やメールでの問い合わせに、真摯に対応していきたいと思います。
こうして、私たちが目指すところは昔も今も変わりませんが、
患者さんを取り巻く環境は、がん治療の進歩と共に年々変わってきております。
治療の有効性や選択の幅が広がり、患者さんにとってはより望ましいことではありますが、
それでも多くの患者さんが抱える悩みや不安は、残念ながらなかなか消えないようです。
主治医も、患者さんご自身も、そしてご家族や、当会のような立場においても、
それぞれ出来ることには限りがあるかもしれませんが、
お互いが力を合わせ、また補うことで、より良い結果に結びつくようにと願いたいです!
来年も、あきらめない気持ちを大切に、希望と共に歩んでまいりましょう!
今年一年、お世話になったすべての方々に、心からの感謝を込めて、
そして、来年が今年よりも良い年になることを祈願して、一年を締めくくりたいと思います。