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膵頭部がん(ステージ3) |69歳 男性元(財)癌研究会癌研究所 堂福隆一 先生
経過
2006年6月、黄疸症状が出たので近所の病院で診てもらったところ、がんの疑いがあるとのことで入院することになりました。心配してくれた家族とともに「NPO法人統合医療と健康を考える会」を訪れ、低分子化フコイダン等総合サプリメント療法をはじめることにしました。 翌月に鹿児島大学病院消化器科で受けた検査結果は、やはり膵頭部がんでした。直ちに手術を行い開腹したものの、手がつけらない状態でそのまま閉腹するしかなかったそうです。 主治医から聞いたときは非常に落ち込みましたが、なんとか頑張らなければと奮起して、翌月から飲む抗がん剤(TS-1)の服用をはじめました。 同時に低分子化フコイダン等総合サプリメントも飲み続けているおかげでしょうか、手術できなかったとは思えないほど、体調も改善してきたように思います。
医師のコメント
医療が発達している現代であっても、非常に治療困難だとされているのが膵頭部がんです。この患者さんの場合も、患部の切除が不可能な状況にまで悪化していました。 抗がん剤と併用して、低分子化フコイダン等総合サプリメント療法や食事療法などを実施したところ、当初21197だった腫瘍マーカー(CA19-9)の数値が、7カ月で14.9へと大幅に下がったのです。 一時は手のつけられない状況だったとは思えないほどQOL(生活の質)も上がり、体調も良好な日々が長期的に続きました。ご本人もご家族も大変喜んでいらっしゃいました。 しかしながら2年2カ月後、胆管へステントを挿入した際の合併症で胆管の炎症がおさまらず、次第に体力が低下し残念ながらお亡くなりになりました。