第6回「がん統合医療セミナー」in福岡
がん克服への挑戦 医師と研究者による”低分子フコイダン”を取り入れた統合医療とは”
開催挨拶として、まずは当会よりご挨拶申し上げた後、はじめに、九州大学大学院 農学研究院 白畑實隆教授による「低分子フコイダン」の作用についての講演からです。 今回の講演はいつもの内容に加え、今年9月22日から3日間大阪国際会議場で開催された「第69回日本癌学会学術総会」において発表されました、白畑教授の研究も併せて講演いただきました。 (※研究内容については、当会ホームページで紹介しております)
続いては、昨年(2009年)10月、ちょうど1年前にここ札幌で開催したセミナーに、体験者としてお招きしてお話しいただいた、鹿児島県にお住まいの瀬戸口 拓世様の体験談ビデオを上映させていただきました。 瀬戸口様のお話は、セミナーに参加された皆様に“がんを諦めない”というメッセージが込められたものですので、大きくうなずきながら耳を傾けられる方が多数いらっしゃいました。
そして最後は、札幌市内で開院されている、癒しの森消化器内科クリニック 札幌がんフォレスト 小井戸 一光院長の講演です。 小井戸先生の講演は、先生のクリニックで取り組まれている「がん統合医療」についてを中心とした、“身体と心を癒す、楽しいがん治療”というテーマでのお話で、先に上映した瀬戸口様のことも例に挙げられ、皆様を勇気づけてくれる内容だったと思います。
セミナー当日は雨模様であいにくの天気でしたが、150名以上の方にお集まりいただくことができました。 お申し込みなく当日参加された方々もおられ、用意していた資料がなくなるぐらいの盛況ぶりでしたが、これには、セミナー開催数日前に北海道文化放送の番組で統合医療の特集があり、そこで小井戸先生のクリニックが紹介されたことも影響したようでした。