化学療法薬

• 主な作用

  ゲムシタビンは代謝拮抗剤として知られる薬品の一般グループに属し、膵臓がんや非小細胞肺癌の治療に使用されます。核酸の合成を妨害するので、がん細胞がＤＮＡやＲＮＡを生成するのを妨げることによりがん細胞の成長を阻害し破壊します。

• 副作用

  吐き気や嘔吐、食欲不振、発熱、全身倦怠感などの症状があらわれることがあります。また、骨髄に作用し、細菌などから体を守る働きをしている白血球や出血を止める働きをしている血小板、酸素を運ぶ赤血球を減少させてしまうことがあります。そのため、感染症や出血、貧血などの症状があらわれやすくなります。上記のような症状があらわれた場合は医師の診察を受けて下さい。