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東京医科大学 医学総合研究所
落谷 孝広特任教授との共同研究
低分子化フコイダンの免疫機能を解明
東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授 落谷孝広先生による「食品中エクソソーム成分の免疫制御機構の解明」と題した、低分子化フコイダンの免疫機能の解明を目的とする研究が始まりました。
5年連続 東京医科大学医学総合研究所 落谷孝広特任教授が、Web of Science の2023年Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)に選出されました。
落谷孝広教授の略歴
東京医科大学 医学総合研究所 未来医療研究センター 分子細胞治療研究部門 特任教授
国立がん研究センター研究所客員研究員
- 1988年:
- 大阪大学大学院博士課程修了(医学博士)
同年大阪大学細胞工学センター文部教官助手
- 1991年:
- 米国ラホヤがん研究所(現・SFバーナム医学研究所)
ポストドクトラルフェロー
- 1993年:
- 国立がんセンター研究所主任研究員
その後同分子腫瘍学部室長、がん転移研究室独立室長を経て
- 2010年:
- 国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野、分野長
- 2017年:
- 国立台湾大学特別教授に就任
- 2018年:
- 東京医科大学・医学総合研究所、教授
早稲田大学客員教授、東京工業大学客員教授、星薬科大学客員教授、昭和大学歯学部客員教授、東京医科大学客員教授、慶應大学薬学部客員教授 を兼任
- 〈現在〉
-
- 日本癌学会評議員
- JSEV(日本細胞外小胞学会)会長
- エクソソーム国際協会オフィシャルジャーナル
- JEVのAssociate Editor、Cancer ScienceのAssociate Editor
5年連続 東京医科大学医学総合研究所 落谷孝広特任教授が、Web of Science の2023年Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)に選出されました。
2023年11月15日に、クラリベイト・アナリティクス社が発表した2023年度の高被引用論文著者リストで、本学の医学総合研究所 未来医療研究センター分子細胞治療研究部門の落谷孝広特任教授が選出されました。これにより、2019年度から5年連続の選出となりました。
これは、Web of Science™の分野別・年度別の被引用数で上位1%に入るような被引用数の多い論文を複数発表するなど、優れた研究の影響力が認められたことを示しています。
クラリベイト社は毎年、世界で最も影響力のある研究者(過去10年間で最も多く引用された研究者)を特定しており、2023年は、特定の21研究分野とクロスフィールド(複数の分野にまたがる)の研究者のうち、約0.1%にあたる約7000人が選出され、落谷教授はクロスフィールドで選出されました。なお、クロスフィールドで選出された国内の機関に所属している研究者は34名です。
落谷教授は、マイクロRNAやエクソソーム研究の「がん」領域で世界をリードしています。その論文は「分子生物学」をはじめ数多くの研究分野において引用されており、複数分野で大きな影響力をもつ研究者が選ばれる「クロスフィールド」のカテゴリーにおいて選出されました。また、日本細胞外小胞学会(JSEV)の理事長を務め、エクソソームという、細胞が分泌する細胞外小胞によるがんなどの疾患メカニズムを解明し、診断や治療法開発につながる研究成果を生み出しており、落谷教授の論文は、基礎から臨床まで様々な研究論文に引用されています。
■ Web of Scienceはこちらから >> https://clarivate.com/highly-cited-researchers/
■ 東京医科大学医学総合研究所 分子細胞治療研究部門
ホームページはこちら >> http://tokyo-med-mcm.jp/
※東京医科大学HPから引用:https://www.tokyo-med.ac.jp/news/2023/1117_141013003303.html
「低分子化フコイダン」であきらめない治療を
九州大学大学院生命機能科学部門における基礎研究
九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門システム生物学講座細胞制御工学分野細胞制御工学教室では、がん治療における海藻由来酵素消化低分子化フコイダンの抗腫瘍効果の研究を続けております。フコイダン(低分子化フコイダン)の機能や、細胞メカニズム、三大作用について数多くの学会発表を行っております。