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弟妹のサポートに支えられながら、良いと感じた自分の直感を信じて、二度のがんを克服。上地 和美さん(73歳・女性・膵臓がん)2020年取材
私はラッキーだ、強運だ!
ネガティブな心配性から楽天的なポジティブ思考へ
上地さん 立て続けに膵臓がん、乳がんを患い、パニックになって落ち込んだ時もありました。がんになって、毎晩不安で仕方がなかった。4年目くらいから「あと1年で5年経過…」と少しずつ明るい方向に考えるようになってきたのかな。6年が過ぎ、7年目に入ってからようやくホッとして、今は気持ちがとても楽になりました。これも理解のある主治医に恵まれて、弟妹たちにも恵まれて、天願先生に出会えて、フコイダンを知ることができたおかげです。私ってとてもラッキーだ、強運だって思うんですよ。
妹さん 最近はよく、「私はラッキーだ!」って姉は言っていますね。近頃は、気持ちも見た目もだいぶ若くなったと思います(笑)。ネガティブに考えたら免疫力が下がるからって、ポジティブ思考を意識しているみたい。
上地さん そう、免疫力をとても重視している。そのためには、自分の経験からも本当にメンタルって大事だと思っています。何でもラッキーと受け止めるようにして、ちょっと天然、ピュアな性格かな(笑)。がんの治療らしいこともしないで7年も経っているので、妹たちにはのんびり過ぎて脳天気だって言われるかもしれないけど、「私、がんだったのかな~」って思うこともあります(笑)。天願先生にも「私って脳天気でしょうかね?」とお聞きしたら、先生は「その方が長生きしますよ」って!
妹さん 最初の頃、姉は「膵臓がんは難しい病気だから人に言いたくない」、患者の集いに参加しても「病気のことを話したくない」と頑なだったけど、少しずつ前向きに明るくなってきて…特に昨年、天願先生から励ましの言葉をかけられて、あれからだいぶ変わりましたね。
上地さん 先生から、「膵臓がんで7年というのはすごい確率!」って言われて、LMF(低分子化フコイダン)研究会や講演会で私の症例を発表されたでしょう。 なんだか私って本当にすごいのかも…?って思うじゃない!(笑)
今後の目標は…
上地さん 父は100歳まで長生きしたのよね。
妹さん 人生100年じゃなくて私たちは120年と考えて、あと50年は大丈夫!これからは一緒に旅行に行きたいねと、姉妹で話が盛り上がっています。
上地さん 弟妹にも甘えてばかりじゃいけないなと気がつきました。「何もしてくれない」と不満を持つのはダメ。何事にも「ありがとう」と感謝しなきゃね。何をしても「ありがとう」、喧嘩して腹が立っても「ありがとう」ですね(笑)。がんになった当初はネガティブに考えてばかりいたけれど、今は7年目に入ってやっとポジティブになれました。ここまで来るのはすごいことだと、天願先生にも褒めて頂いて「皆さんにも幸せを分けてあげて」と言われました。私にも何かできることあるのかなぁ…って。もっと自分から動こうかなと最近は考えたりします。
読者の方へメッセージをお願いします。
上地さん 私は天願先生に出会えて、フコイダンに出会えて、とても良かったと思います。今の私だから言えること、「絶対にあきらめない!気持ちの持ち方が大事!正しい情報と自分の直感を信じる!」。そして、天願先生が講演会の終わりでいつもおっしゃる「過去と他人は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。望みあるところに光あり」という言葉を皆さんにお伝えしたいと思います。