天願先生と最初にお目にかかった時、先にお話ししたように一冊のファイルブックをいただきました。病気に関する資料を見せながら『プライドの高い生き方を実践中』『自然体、幸せで余生』『生活の質を優先／還元水、低分子フコイダン』とか、私が理解しやすいようにと書いて説明してくださったんです。先生から「やりたいことはおやりなさい。体っていうものは自分でやる気があったら、それができるからやるんだ」とお言葉もいただいて、とても有難かったですね。このファイルは、私にとって大事な宝物なんです！今でも毎日読み返しては、教わったことを確認して実践しています。毎日同じところを読み返してますけど、いつもこれで良いのかしらとチェックするのも大事だと思っています。
天願先生のようにがんの研究を極めていらっしゃる方はこうやってね、患者さん一人一人のことをよく見つめて、考えていらっしゃるんですね。天願先生にお目にかからなかったら、こんな風に病気も良くならなかったと思います。私は天願先生と出会えて、本当に良かったとしみじみ思います。

この歳になって自分が体験したことをお伝えする機会を与えてくださって、感謝しています。私の体験したことが誰かのお役に立てるのなら、こんな嬉しいことはありません。
一番お伝えしたいのは食事の摂り方です。もちろん薬は大事だけれど、それだけじゃ病気は絶対治らないと思いますよ。病気になったらこれまでの食事内容や生活環境を見直して、それこそ全てを見直してがん体質を変える努力をしなきゃね。生きたいと思ったら、自分自身でしっかりと頑張らなきゃ。私だってニンジンは余り好きではなくて食べなかったけど、今はもう毎日ニンジン摂ってます（笑）。それと天願先生からいただいた資料にもありますように、食べ物で一番良いのはニンニクです！ちょっと体調が変だなって思った時にニンニクを多めに食べるようにしています。そうしたら体の調子が回復しやすいですね。野菜中心の食事が大事ですが、その他にもキャベツ、生姜、大豆、セロリ、玄米などを率先して食べるようにするといいと思います。
病気だからといって、何も出来ないことはないと思いますよ。もちろんドクターも看護師さんも、病院の方々が一生懸命治療をしてくださるけど、西洋医学の限界ってある訳じゃないですか。やっぱりこの病気を治すには「一番は自分自身なんだ」ということを、皆さんにお伝えしたいと思います。
生きるということは誰のためでもない、自分のためですもの。今は医学がどんどん発達しているし、長く生きていたら、その恩恵に預かれると思うんですね。私はもっともっと長生きして、恩恵に沢山預かるつもりでいます（笑）。