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体験談
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余命2カ月、手術不能、そして再発。でも自分はぜったい助かるんだ、って思ったんです。尾辻 久江さん(59歳・女性・卵巣がん)2009年取材

ご家族は、どんな気持ちだったのでしょう?

家族は私のがん宣告に、たいへんショックを受けたようです。というのも、私自身は当時、詳しい病状を聞かされなかったのですが、家族には、がんがすでに内臓のあちらこちらへ転移しており、 腹水も胸水もたまっている状態で、余命はあと2カ月ほどだろうと説明があったそうなんです。実際、手術を受けたものの、手がつけられないほどがんが広がっていて、 何もせずにお腹を閉じました。それですぐ抗がん剤治療に切り替わったんです。そのことも私は知らずに、がんをとってもらったと思いこんでいたのですが…。 家族の方は、これはたいへんだ、何とかしなきゃいけないと、がんに効く健康食品の情報を集めに走ったみたいです。

ご家族の懸命なサポートがあったのですね。

子どもは男の子ばっかり3人で、もうみんな家を出て仕事していたんですが、手術後1週間くらいして、次男と三男が突然鹿児島に帰ってきたんですよ。「仕事を辞めてきた。お母さんのそばにいたいから」って。 そのときは嬉しかったですねぇ。息子たちにしてみれば、あと2カ月の命と言われていてもたってもいられなかったのでしょうね。
それで長男は仕事が休みの土日に、次男と三男は平日に交替で、いつも息子の誰かがそばにいてくれました。息子たちがフコイダンを持ってきたのもその頃です。「お母さん、これ、がんにいいから飲んで」って。 本やインターネットで調べて、フコイダンをがんに使っている医師を訪ねて手に入れたそうなんです。

正直なところ、もともと海藻類はあまり好きじゃなかったので味はちょっと…。でも息子たちが必死で言ってくるし、私も「これで良くなるんだから…」と信じて、がんばって飲みましたよ。(笑)1回に100ccを1日4回。飲むときはね、「お母さん、これからちょっと気合い入れるから待ってね」という感じで、一気に飲みました。まぁ少しずつ慣れていきましたけど。(笑)

フコイダンを飲んでから、いかがでしたか?

そのおかげだったのでしょうか、抗がん剤を受けていたにも関わらず、ほとんど副作用に悩まされることがなかったの。多少吐き気はありましたが、よくいわれるほどひどいものではないし、腹水、 胸水もおさまってきてむしろ食欲が出てきたくらい。だるさやしびれなんかもありませんでした。息子たちも「フコイダンを飲んでいたからだよ」って…。

でももっと驚いたのが、お腹全体に広がっていて手がつけられなかったほどのがんが、たった3カ月で小さくなったことです。もともと(原発巣の腫瘍)は8cmもあったのに、CTを撮ってもあるかないかわからないくらいに。腫瘍マーカーも、11,310あったのがたったの10.8まで下がりました。 主治医も、「何がどう効いたのかわからない」というくらい、びっくりしていたそうですよ。

主治医はこのまま様子をみてもいいとおっしゃったんですが、あとあとの心配がないと思って、子宮と卵巣の両方、手術でとってもらいました。その後、抗がん剤を4回受けて、あとは月1回の経過観察。 もうずっと腫瘍マーカーは正常の範囲内でしたし、ああよかった、このままずっといけたらいいなぁって。フコイダンもだんだん減らしていって、経過観察中はもう飲むのをやめていました。

(※掲載している体験談は、患者様個人の感想であり、個人差があります。)

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