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「1年、もつかな」と医者に言われたとき、奈落の底に突き落とされた感じでした。T.Yさん(65歳・女性・胃がん)2013年取材
「がんとつきあって、うまく長生きする」という考え方
最近の検査結果はいかがでしたか?
9月3日にPET/CT 検査を受けました。6センチだったがんの原発巣が、フコイダンを飲んで2カ月ほどで2.5センチになり、9月には1センチぐらいでした。リンパ節にあったものも消え、骨に転移していたがんも見えません。 思わず「やったぁ!」と。花牟禮先生、統健会、フコイダンと、息子たちが懸命に探し、出会った人、組織、モノがいい方向に私を導いてくれたのかなと思っています。病院の先生も「胃がんの場合、普通は頬がこけるけど、あんたは太るし、食べるし、顔色もいいね」とおっしゃってくれます(笑)。 食事は「一口50回噛んで」と注意されますが、正直20回程度。家でも一番遅くに食べ始め、一番早くに食べ終わっちゃう(笑)。何でも美味しいんですね。 元々の性格がネアカなんだと思います。人に恵まれていました。お友だちから「あんた、いいお子さんばかりで幸せね。どうしたら、そんな風に育てられるの?」と聞かれますが、「ほっといたらいいの」と言っています。「私、反面教師だから、『こんな親にはなりたくない』と子どもが思い、がんばったのよ」と言ってね(笑)。
亮二さん 病院の先生も、私たちが独自にフコイダンや温熱療法などをやっていることに気づいていると思います。だけど、先生は何も言わないですね。 代替医療を続けても、完治はしないかもしれません。温熱療法の先生に言われましたが「完治しなくても今の状態をキープし、20年30年と生きたらいいんです。ただ、今死ぬのは早い。あと20年ぐらい生きてもらうために俺は一生懸命がんばる」と言ってくれました。
病院の先生は「不思議だ」とおっしゃいます。がんがここまで小さくなるとは思っていなかったんでしょうね。
亮二さん 病院の先生は西洋医学の頭で考え、代替医療もあまり理解してくれませんが、私たちの真剣さは感じてくれていると思います。だから、別の治療法を突っぱねるようなことはしません。それは助かっています。
よく「うちの病院で治療しないのなら面倒を見切れません」という態度の先生もいらっしゃるとお聞きしますが、そんなことはありませんでした。 とにかく、自分でも「私って、がんなの?」と思うほどです。顔色、いいでしょう? 私、頬紅、つけていないんですよ(笑)。
病気になって、考え方など何か変わりましたか?
これまで私の命は私のためにだけ使ってきました。でも、私を長く生かしていただけるのなら、今度は人様のためにお役に立ちたいなと考えるようになりました。
亮二さん その話を聞いたとき、母は神様と取り引きをしたのかなと思いました。しかし、それは母さんっぽくないんです(笑)。本来の母さんは趣味がいっぱいあり、おしゃれも大好き。 そういうことを生きがいにしてきた母が、人のために生きたいと願う。母らしくないなぁと思いました。でも、検査の結果が良くなってくると母も心に余裕ができ、今では神様と取り引きしたときの気持ちはないと思います(笑)。
多少あるよ(笑)。ただ、押し絵の作品展がまもなくあります。今年は手がつけられない状況が続いていましたので、そろそろ作品作りをしなくてはと思っています。
最後に読者の方へのメッセージは?
フコイダンは「命の水」と信じて飲んでいただきたいですね。私も子どもからすすめられて元気にならせていただきました。これから試される方もそう信じてお飲みいただけたら、治っていくのではないですかね。
亮二さん がん患者を抱える家族として、やっぱり病気に対してあきらめてはいけないと思います。絶対に良くなると信じることです。 その場合も、病気をやっつけるのではなく、がんとつきあって、うまく長生きするという考え方にシフトしていけば、気持ちが楽になるのではないでしょうか。末期と宣告されてもあきらめないでほしいと思います。
(※掲載している体験談は、患者様個人の感想であり、個人差があります。)